前回のおはなし↓
＝パワハラ日記１９＊労基でのアドバイス
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ダイジェスト↓
パワハラ日記～始まりから最終出勤日まで～
労基に相談し、会社がわたしの無期転換を把握しているかを確認するため、本社に電話をしました。
対応していただいたのは総務部の部長。
パワハラの相談窓口にもなっている人物です。
らな「関西支社のらなと申します。」
部長「はい！どうしましたか？」
らな「私は今月末で雇止めされるのですが、納得できずに労働基準監督署に行って相談してきました」
部長「・・・え？」
らな「白波さんには雇止めだと言われましたが、わたしは無期雇用の申請をしているので解雇になると言われたのですが、会社側はわたしが無期転換しているのを把握されているんでしょうか？」
部長「ちょちょ…ちょっと待ってください・・・ええと？雇止めの理由はなんて言われてるんですか？」
らな「この仕事を続けていたら右手が治らないからだそうです」
部長「あぁ！腱鞘炎の！労災の方ですか！！」
らな「そうです！」
ここでやっとわたしを特定した部長。そういえば私自身も部長と会ったことがあるかどうかもあやふやなのに、いきなり電話しても誰だかわからないわ・・・
部長「え・・と、まずこちらはらなさんが無期転換されているということは一切聞いていません・・・今初めて知りました」
らな「そうですか…わたしは病院で定時まで働いてもいいと言われているのに6時間しか働かせてもらないんですが、それは知ってますか？」
部長「えぇっ！？それも知りません・・・なぜなのか白波さんに理由は聞きましたか？」
らな「定時までいられると雇止めの理由と矛盾してしまうからだそうです。」
部長「・・・ﾊﾊｯ（思わず呆れ笑い）・・・定時まで働いていいというのはいつ頃言われたんですか？」
らな「4月中旬です。定時まで働いていいと報告した翌日に雇止めを告げられました。その時は5月から定時まで働いていいことになっていましたが、4月末に急に5月からも6時間勤務を頼まれました。」
部長「ええと・・定時まで働いていいと言われた翌日に雇止め・・・（メモ）・・まず少し整理させてください・・・白波さんからの報告と違いすぎて・・・」
報告と違いすぎる？？
部長「こちらでは、一旦退職して手を休めて、治り次第また採用するということでらなさんも納得して退職されると報告を受けています」
なにーーー！？
らな「そんなことは一切言われていません・・・だいぶ前・・・もう1年以上前にそういう提案はされたことがありますが・・・」
部長「一応前に提案を受けたことはある・・と（メモしてる様子）」
らな「その時は３か月後に採用しなおすと言われたんですが、医師には3か月休んでも治らないと言われたので、その場合どうするのか白波さんに聞いたところ、治った時にたまたま仕事が増えて、たまたま人手が足りず、たまたま求人を募集するタイミングだったら優先して採用するということだったので断りました。関西支社では滅多に求人を出すことはないので」
部長は聞きながらメモを取っている様子でした。
部長「・・・一旦、Ｈさんに相談してみます。Ｈさんは関西支社を立ち上げた人で、今は入力部署のトップで取締役ですので・・・Ｈさんのことはご存じでしたっけ？」
らな「はい、採用していただきました」
部長「では、本日中にＨさんから連絡を入れるようにしますので、よろしくお願いします」
らな「わかりました」
白波さんは信頼できない、という他の同僚の助言があったので、本来なら口頭でも良い無期雇用の申請はわざわざ書類にして提出していたのに、それを揉み消されていたどころか、退職理由まで嘘まみれの報告をされていたことが発覚しました。
きっとこれまでの経緯も嘘だらけの報告をされていたんだろうなと察しました。
・・・つづく
