祖母危篤⋯からの今

文具女子博参戦後の日曜日。わたしは確かに、もう1日休みたい、どうしても。

などとほざいていましたが⋯

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まさか本当に会社を休むことになるとは⋯

しかも1日どころでは済みませんでした。

月曜日の早朝、母方の祖母がもう自力で呼吸が出来ないと連絡がありました。

今日1日もつかわからない、頑張れても明日か明後日までだろう⋯ということでした。

急だけどもし仕事が休めたら今日帰ってきて欲しいと言われました。

正直わたし仕事行ってもたいしたこと出来ないし、休みはくれそうだと思ったのですが、わたしの実家はクソ田舎で、片道8時間〜14時間かかる場所にあります。

まだ有給もないし、危篤だと何日休むことになるのか分からないことと、忙しい月末が近いというのが難しいかもな、と思いました。

母も、急なことだからもし休めそうにないなら来なくても大丈夫と付け加えていました。

とりあえず出勤してみて、何日休むことになるか分からないけど了承してもらえるか確認し、もしダメだったら仕方ないからそのまま仕事しよう⋯と、仕事用の荷物と休めた時用の荷物を慌てて準備して会社へ行き、着いて早々事情を伝えました。

休みは快諾してもらえ、戻りがいつになるかわかり次第メールで連絡すればかまわないということで、一瞬足りとも働かずに会社を後にし、高速バスを予約しました。※他に丁度いい時間の交通手段がなかった

会社を出た時点で母からメールが来ていて、もう亡くなったと知りました。

全然、全然間に合わなかった⋯

しかし、とりあえず休みは貰えたことを伝え、17時からの通夜には間に合いました。

元気な頃は肥満だった祖母は痩せ細っていて、頑張って生きたんだなと思いました。

祖母は20年以上前から交通事故の後遺症で頭がおかしくなってしまい、架空の泥棒の文句を言いながらやがてヒートアップし、1人で叫び続けていたためずっとまともな会話が出来なくて母も手を焼いていたのですが、それでもやはり辛いです。

わたしの祖父母は、これで1人もいなくなりました。

母は、全て安いプランのケチケチ葬儀にしたけど花だけは奮発した!と何度もアピールしていました。

家族葬で3人しかいないけど、せめて花いっぱいにして送りたいと3万円分買ったそうで、花だけは高い、花が高かったと何度も言い聞かされました。

葬儀前、葬儀場の方がサービスで祖母の顔に軽くお化粧してくれることになりました。

(病院でやると有料だったらしく、母はそこもケチったので祖母は寝癖みたいな髪型をしていてすっぴんだった)

葬儀場の方が祖母にお化粧しながら

「おはな高いですね〜!」

と言うと、「お花(の金額)高いですね」と勘違いした母が「高いですね〜!!本当に高いです!!」と返事をしていたので、「(顔の)お鼻高いですね」の意味だと訂正しておきました(°_°)

母⋯(´Д`)笑

しかし、家族葬なのに花が沢山飾られているのを見たお坊さんが戒名に「花」という文字を入れてくれて、母は奮発した甲斐があったなと思いました。

葬儀も火葬も終え、適当に数時間家族で買い物をしたあと、わたしだけ別れて帰りの便まで時間を潰しました。

父は安くて早く着いて本数も多いバスを推していましたが、わたしは行きのバスがしんどかったので、バスと2000円も違わなくて個室で自由に動けてベッドで横になって寝れる船の方がイイ!と船を予約しました。

船、新しくなったらしくて、雑魚寝のプランはなくなっていました。

いちばん安いプランの部屋が、これ!!

鏡とコンセントもついてます。

身体には絶対こっちの方がいい( ;꒳; )

1日1本しかなくても!!( ;꒳; )

夜20時まで時間を潰さないといけないとしても!!( ;꒳; )

ということで、今は船の中から書いています。

次の朝食は母が買ってくれたパンです。