パワハラ日記9*装具

パワハラ日記

前回のおはなし↓
パワハラ日記8*謎の三択の正体

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白波さんへの不信感を抱えたまま、装具が完成しました。

わたしの手は、パソコンのキーボードのホームキーとテンキーを頻繁に行き来するため、前後だけではなく左右への動きも制限する、ガッチガチの装具を選びました。

中に支柱が入っているため、これを装着すると手首は一切動かせなくなりました。

装具屋さんに、これでは仕事ができませんと泣きついてみましたが、治るまではそれで仕事してくださいとだけ言われました。
わたし、治すの絶望的なんですけど・・・

翌日、装具をつけて出勤すると、白波さんはチラ見だけしてきました。
何も知らなかった周りのおば様たちは仰天。次から次へとどうしたのか聞かれました。
そして、そのうち5人以上の人は「自分も手が痛い」「自分も指が曲がらない」と痛みを訴えてきました。

白波さんはチラ見以来、なにも反応はしてきませんでした。

そのまま2週間経過。
偶然、わたしの席のうしろを白波さんが通りかかり、わたしが仕事している姿を見た白波さん。
その日のうちにまた面談に呼ばれました。

今更心配?と思いましたが、違いました。

白波「そんなの(装具)つけて仕事してたら、ミスするんじゃないんですか?」

わたしの手の心配ではなく、装具をつけることによりわたしがミスをすると、白波さんが怒られるのでその心配をしていました。

らな「気を付けるとしか言えません」

実際めちゃくちゃ気を付けて気を遣って何度も見直して仕事をしていました。
それ以外に対策がないからです。

毎日のようにゆっくり仕事するように、と念を押されていたし、白波さんが来てからというもの関西支社ではミスが激増していたため、それだけ時間をかけてもミスをしないことが優先だと思ったのです。
ちなみにわたしは白波さんが来てから1年以上1件もミスを出していません。

白波さんは、他に言いたいことがなかったらしく、また三択を提案して「考えるように」とだけ言われて面談は終了。

短い時間でしたが、白波さんが完全に自分の心配しかしてないと確信した面談でした。

・・・つづく