前回のおはなし↓
パワハラ日記15*雇止め宣告
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雇止めを言い渡された数日後、白波さんから呼ばれました。
何かと思ったら、退職手続きの説明でした。
白波さんは終始ウッキウキのルンルンで有休消化についてや会社のものの返却の仕方なんかを説明していました。
そして最後に「まっ、手が治ったらまた連絡してよ!人手が足りなかったら採用するから!」というので、自己判断でいいんですか?と聞くと、一本取られたー(´>∀<`)ゝという顔をして「診断書を提出しろとまでは言いません」とニコニコと返してきました。
来月連絡したろか、と思いました。
有休を計画的に消化するよう説明を受けたので、退職日までになるべく早く労基に相談しに行きたかったということと、健康診断の受診や手の通院日の都合で、最終出勤日を早めに設定しました。
もう白波さんの顔を見たくないという気持ちもありました。
欠勤しても良いということだったので、最初に有休を固め、有休が足りなかった最後の数日は欠勤という形で希望を出したのですが、承認してもらえませんでした。
白波「最後が欠勤というのはマズイから最後が有休になるようにしてよ(にやにや)適当に考えたんでしょ?何も問題ないよね」
というので、もし労災の審査が通らずに傷病手当を申請することになった場合、最終出勤日が欠勤でないと退職後に傷病手当がもらえないと説明しました。
そんなことも知らずに労災か傷病手当かどっちか絶対もらえるとか言ってたのか・・・
白波さんは慌てて何かを確認しに行き、最終日のみ欠勤で承認されました。
また、ネットで検索したときに、雇止めの理由証明書というのを貰っておいたほうがいいというのを見たので白波さんにお願いしました。
白波さんは「最終出勤日までにお渡しします!」とご機嫌で承諾しました。
が、わずか数十分後、11時45分頃すぐに用意してくれました。
仕事中だったので、帰ってからじっくり見ようと思っていました。
すると、5分後にまた白波さんがやってきて笑顔で両手を出してきました。
らな「?」
白波「ちょーだい♪」
らな「なんですか?」
白波「さっきの書類だよ。受領書にサインしてわたしてください」
らな「まだ見てもないんですけど・・・」
白波「じゃあ今見て!すぐサインして!ちょうだい!」
そもそも最終出勤日までに渡される予定だったものなので、受領書があるとしても最終出勤日までに提出すればいいのでは?と思ったので、なぜそんなに急いでるのかわからなくて。
らな「なんでですか?」と聞きました。
白波「受領書だから!」
答えになってない!!余計急いでる意味がわからん!!聞き方も悪かったけども!!
白波「受け取りましたっていう証だから!それだけだから早くサインして」
仕事中で装具をしているときは、マトモに文字が書けないというのを何度も説明しているのに、そんなに急ぐ理由が全くわからなくて。
らな「今は装具をしているので、お昼に装具を外してから内容を確認して書きます」
白波「わかった、じゃあお昼までに提出して。12時までね」
聞いてた?あと10分もないじゃねーか・・・
らな「13時までで」
白波「もうわかったよ、13時でいいからさっさと出して!」
と言い残してプンスカしながら去っていきました・・・
なぜそんなに急いでいたのかはいまだにわかりません・・・。
なぜそんなに怒って帰っていったのかもわかりません・・・。
そんなこんなで月末が近づき、来月から定時までの勤務だー!と思っていた矢先、デスクの上に白波さんからのメモがおいてありました。
「来月からも6時間の勤務でお願いします」
・・・なぜ。
・・・つづく