前回のおはなし↓
パワハラ日記9*装具
まとめて読む↓
https://ranarara.com/category/ph/
装具をつけての仕事を続けていたわたし。
手首の動きは制限されて、手首の腱鞘炎の痛みはすごくマシだった反面、装具の端が当たる場所が、腕を動かす度に痛み、しめつけからのむくみも酷くなり、とても仕事に耐えられず、次の通院日までお休みをいただくことになりました。
白波さんからは「次の診察で本当に仕事を続けても良いのか、治るのか確認するように」と言われました。
そして診察。
専門医からは「続けても良いが、勤務時間と仕事量は大幅に減らす必要がある。治るかどうかはわからない」と言われました。
翌日、白波さんにそのことを伝え、勤務時間を減らしたいと申し出ました。
白波さんは快諾。わたしは、今の状態では午前中だけの勤務が精いっぱいだと判断し、1日3時間の勤務を希望しました。
さらに翌日、白波さんに呼び出され、書類を渡されました。そして、署名を求められました。
※黒で塗りつぶしている部分は、白波さんの役職が書いてあります。
まず1文目からおかしい。
専門医はずっと仕事していいと言ってるし、わたしが痛みに耐えかねて数日休んだだけなのに。
これじゃあまるで
「絶対働いたらいけないけど、お金がないから毎日少しずつ出勤させてください。もしそれで悪化しても訴えません」
って言ってるみたいじゃないか。
これは、事実と違うので署名できませんと抵抗しました。
すると白波さんは「どこがおかしいの?」と1文ずつ説明を始めました。
・勤務時間短くして、その間どうするの?療養でしょ??ということは療養が必要な状態だ
・1日3時間でも勤務するのはなぜ?経済的理由でしょ??何も間違っちゃいないじゃない
という感じで、ものすごい屁理屈を発揮され、1文ずつ読めば白波さんの言う通りになるような、そんなカラクリだけの文章だと思ったので、全文説明され終わるころには余計に納得できませんでした。
しかし、白波さんは
「署名しないということは会社を訴えるということだから、署名しないなら仕事はさせない」
「あなたには今すぐ退職するか、署名するかの2択しかない」
わたしは「手が痛いので勤務時間を減らしてください」と申し出たのです。
それに対して会社は「OK!」と言っているのに、それで悪化しても会社を訴えないのは当たり前だと主張してみたのですが、白波さんは「もし自分だったら訴えるからだめだ」「訴えられたら会社が傾く。少しは会社のことも考えるように」
と聞き入れてくれませんでした。
白波「文章が気に入らないんだったら、自分でワープロで文章変えてくれてかまわない」
らな「ワープロなんて持ってません」
(そもそも入力してて手が痛いのに、悪化させるようなこと言う?)
白波「じゃあ手書きでも良いから今直せば良い」
らな「装具をつけているので字が書けません。外しても手が痛いから勤務時間を減らしてほしいと頼んでいるんです」
白波「それならもう退職するしかない」
らな「医師が働いても良いと言っているのに、なぜ退職しないといけないんですか?」
白波「一般的には働くほど悪化するからです」
この人はわたしが訴えないという証拠がない限り、わたしに仕事させる気がないのだ、と思ったので、働いても良いという診断書を貰ってくるということでどうかと提案してみました。
専門医が働いても良いと言っているのだから、それで勤務して悪化しても病院のせいになる、白波さんのせいにはならない、ということで納得してもらえると思ったからです。
ただ、専門医の先生は週2日しか診察をしておらず、たまたま前回の診察時に翌週は休みというお知らせを見ていたので、診断書もらうのは時間かかりますよ、と伝えました。
白波さんは「その程度の診断書、カルテを見て誰でも書いてくれる。今時パソコンに残ってるんだから」
診察どころか会ったこともない人が診断書を?と不信に思いましたが、この日わたしは書類に署名をしなかったので帰宅させられ、診断書を貰うために病院へ電話をしました。
。。。つづく