パワハラ日記3*2週間のお休み

パワハラ日記

前回までのお話

パワハラ日記1*パワハラ上司の紹介~最初に腱鞘炎と診断されるまで

パワハラ日記2*腱鞘炎と診断後、一週間の休みとセカンドオピニオン

診察後、結果を白波さんに報告し、またしばらくお休みをいただくことになったわたし。
前回長電話の反省をもとに、今回は次の診察まで連絡なしで休みたい、診察後にすぐに結果を報告することを伝えました。

この時、わたしの手はまたお箸も持てなくなり、しびれと腫れも出てきていました。
自分の症状を検索したりはしたものの、どれも絶妙に当てはまらず、スマホの操作も手の負担になるため控えました。

そして2週間後、通院の日。
診察の結果、良くはなっていました。

良くはなっていたのですが、痛みは残っており、スッキリしない状態だね・・・と言われました。

先生「2週間休んでもよくならなかったので、出勤してみましょう」

ということで、翌週から出勤を再開。
再開すると、また会社は忙しくなっていました。

前回と同じように、出勤したとたん残業ラッシュ。
そしてそのまま繁忙期へ突入しました。

白波さんは、と言えば、毎日声を掛けてきました。

白波「手の調子はどう?」
らな「痛いです」
白波「無理せずいつでも帰っていいし、休んでもいいからね。」

毎日全く同じ会話をしていたのですが、立場上心配しないといけないからこれからも毎日声をかけると言われました。

立場上て何なん・・・自分が上司じゃなかったら心配せんのかい・・・
しかも、毎日必ず全ての業務が終わってからの声掛け。
業務中に声かけて、本当にその場で帰られたら困るから業務終了後に声掛けてるのか?と思いました。

実際、業務中は忙しくて「帰りたい」と言い出せる空気ではなかったし、同僚のおば様たちには腱鞘炎になってしまったことを言っていなかったので、残業しなかったり早退したりすると次の日に文句ごうごうで責められるのが目に見えていたので。どんなに手が痛くても言い出せませんでした。

わたしの手は順調に悪化し、最初は手首の痛みだけだったものが、繁忙期が終わるころには痛みは右手のあちこちまで広がっていました。

・・・つづく