パワハラ日記23*紛争あっせんまで

パワハラ日記

前回のおはなし↓
パワハラ日記22*慰謝料請求した後
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ダイジェスト↓
パワハラ日記~始まりから最終出勤日まで~

あっせん申し込みから数週間は何事もなく、穏やかに過ごしていました。

すると突然、同僚だったおば様からメールが来ました。

「今日、専務とH取締役が関西支社に来た。表向きはプライバシーマークのことで来るって言ってるけど、幹部が二人も来るなんて今まで一度もなかったから、らなちゃんのことでの作戦会議やと思う。バレバレやってみんな言ってるわ。なにか仕掛けてくるかもしれんから、気を付けてな」

という内容でした。

あっせんに向けての作戦を立てているのかと思うと、怒りがわいてきました。
わたしは、ひとりで頑張るしかないのに。

そしてそのメールが来て1時間も経たないうちに、労働局から電話が。

「会社側から、あっせんに応じると返答がありました」

とりあえず応じてもらえることには安心しましたが、作戦会議をしていると知っているので、あまりいい気分ではありませんでした。
どうやったら慰謝料払わずに済むかの作戦会議だとしか思えなかったからです。

わたしは働いていないので、あっせんの日時はいつでも良いと返答し、最短(と言っても2か月先)の日時で会社との紛争あっせんが決定しました。

その後も何度か労働局から連絡があり、白波さんに具体的にどんなことを言われたか質問されたので答え、その度に白波さんの酷さに労働局の方から苦笑いをされました。

2~3聞かれたあと、言い切れないので経緯をまとめた紙(パワハラ日記ダイジェスト)を郵送してもいいか聞いてみました。
今聞いた内容も書いてあるのか聞かれたので、肯定。
パワハラ日記ダイジェストを労働局に郵送し、事前にあっせんの先生にも渡して目を通してもらえることになりました。

あっせんで解決しなかったら、お金のないわたしは泣き寝入りしかないのかな・・・という不安と、常にもやもやとどこかに怒りがある、そんな状態で2か月を過ごし、あっせん当日を迎えました。

・・・つづく