パワハラ日記4*どうすれば退職するのか探られる

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繁忙期で手が悪化している頃、忙しいにも関わらず何度も白波さんとマンツーマンでの面談がありました。

白波「当然もう次の仕事探してますよね?」
らな「え?探してません」
白波「えっ・・・」

数日後
白波「さすがにもう次の仕事探し始めましたか?」
らな「いいえ」
白波「前回の面談でも次の仕事は探してないって言ってたけど、そう言う真意を教えてください」
らな「?・・・探してないのでそう言ってるだけですけど・・・」
白波「ハハッ・・・この仕事して手が痛くなってるんだよ?探してないわけないじゃない」
らな「本当に探していません」
白波「そんな馬鹿な。自分だったらすぐに転職しますよ?」
らな「手を使わない仕事が思いつきません」
白波「確かに・・・うーん・・・モデルとか・・・」
らな「いい案ですね!!」

バカにしてんのか・・・
”探してない”というだけではこの人は納得しないのだと思い、このような返答をしました。

さらに数日後
白波「らなさんはどうしてこの会社続けてるんですか?」
らな「入力だけの仕事がいいからです。出勤して、入力だけして帰るだけの仕事がしたいです」
白波「それだけですか?」
らな「この会社では特殊な入力方法で仕事ができるんです。他社では出来ないと思います」
白波「それは知りませんでした・・・」
らな「あとはトイレがきれい、いつでもトイレに行ける。これは入社してみないとわからないので」
白波「なるほど・・・」

たとえ手が正常で今より若かったとしても、学歴もスキルもなくてまともに稼げないというのもありましたが言いませんでした。

そして繁忙期終了間近
白波「突然だけど、入力じゃなくて事務の仕事をやってみない?」
らな「入力だけの仕事がいいです」
白波「事務の方が手に負担がかからないと思うけど・・・」
らな「事務の仕事の方が手に力を入れることが多いので入力の方がマシです」
白波「まあ断られると思ったよ。でも提案しておかないとマズイから念のため。僕は提案しましたからね」

入力だけの仕事が良いと言った次の面談で提案してくるって・・・

そんなこんなで繁忙期が終了し、閑散期がやってきました。

・・・つづく