パワハラ日記22*慰謝料請求した後

パワハラ日記

前回のおはなし↓
パワハラ日記21*本社からの返答と慰謝料請求
まとめて読む↓
https://ranarara.com/category/ph/

ダイジェスト↓
パワハラ日記~始まりから最終出勤日まで~

社長宛の慰謝料請求の手紙は、労基のアドバイスに基づいて書きました。

・仕事のせいで右手を故障したこと
・それにより白波さんに契約解除されたが、それは解雇になること
・白波さんからのパワハラで精神的苦痛を受けたことによる慰謝料を請求したいこと
・2週間以内の振り込み指示
・期限内に振り込みがない場合は労基に報告及び法的措置の検討すること

同じものを2枚作成し、両方押印。簡易書留での発送でした。

もうここで振り込まれて解決したい、振り込んでもらえなかったら面倒くさい、あっせんの説明は全然わかってない、法的措置なんてお金ない・・・

そんなことが頭の中ぐるぐるしていましたが、結局、期限を過ぎてもお金が振り込まれることはなく、会社からなんの連絡もありませんでした。

期限の翌日、すぐに労基に連絡。

「あっせんの申し込みをしますか?」
と聞かれたので、はいと答えました。

ここであっせんをしない場合、法的措置か泣き寝入りのどちらかになっていますからです。
お金はないし、泣き寝入りは絶対に嫌だったので、なんだかよくわかっていないあっせんに申し込むことにしました。

翌日、2度目の労基へ行き、同じ担当者の方と一緒に申込書類を書きました。
・・・なぜあっせんを申し込むかの経緯を記入しなければならず、3時間以上かかりました。
わたしは手が痛いので途中何度も心配されましたが、もうとにかく早く終わらせたく頑張って記入。

ちなみにあっせんは、労基から会社に「ちゃんと話し合うように」と促してもらい、労働局の先生にお互いの言い分を聞いてもらって、わたしと会社が歩み寄って解決することを狙う制度?のようなものらしいことをここでやっとぼんやりと認識しました。

帰宅後、説明の書類を見て少し絶望・・・

申し込みをしても、会社が応じなければその時点であっせんは打ち切り
会社が応じても、お互いの譲歩がないと解決できない
どちらも意見を譲らないと判断された場合も打ち切り

会社があっせんに応じてくれなければもう申し込み前の法的措置か泣き寝入りの二択状態に戻ってしまう・・・
応じてくれても、会社がこちらの要望を受け入れなければその時点で終了・・・

これ、解決するの・・・?会社側は応じなければ済むだけじゃん・・・

本社はマトモだと信じていましたが、慰謝料の請求も無視されていたので、応じてもらえるかどうかもわかりませんでした。

・・・つづく