パワハラ日記5*謎の三択の提案

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パワハラ日記4*どうすれば退職するのか探られる

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繁忙期が終了し、劇的に仕事量が減りました。

繁忙期で手はもうボロボロだったため、ある日早退を申し出ました。

白波「いいですよ!どうぞ帰って帰って!!」

とっても暇だったからか、あっさりOKを貰えました。
周りのおば様たちには「なんで?元気そうやん。さぼり?」
とブツブツ言われましたが、気にせず帰宅。

それから10日後くらい経って、白波さんに1時間の残業をお願いされました。
(わたしだけではなく全員にお願いしています)
何日も定時、もしくは早く仕事が終わっていたのでなんとかなっていましたが、それでも手は全然回復しておらず、残業は無理だと判断し、残業を断ったところ、そのまま面談室へ連れていかれました。

白波「手は治ってないんですか?」
らな「治っていません」

すると、白波さんが三択を提案してきました。

1・今すぐ退職する
2・3か月休む
3・一旦退職して、3か月後に入社しなおす

白波「うちは休職手当などはないので、3か月休む場合その間は無給です」
らな「・・・それでは困るのですぐには選べません」
白波「まあ仕方ないけど考えて近いうちに答えてください」
らな「はあ・・・」

40分ほど面談をして、せっかく1時間の残業を断ったのに帰宅時間は他のおば様たちとほぼ同じ・・・笑
手を使ってないのでいいんですけどね・・・

なぜこの三択しかないのかは理解できませんでした。

白波さんの三択は、どれを選んでも3か月は確実に無給になってしまうので、その日そのまま病院へ行きました。

医師に白波さんの三択を説明。
らな「無給よりは傷病手当だけでももらえる方がいいのですが書類を書いてもらえますか?」
医師「うーん、3か月休んでも治るかどうかわからない!それに、そんなに追い詰められているならきちんと検査したほうが良い。紹介状を書くので、大きい病院で手の専門の先生に診てもらいますか?」
らな「そうします・・・」
医師「平日しか診察してないとか、予約必須とか、そういう煩わしさはあるけどいいですか?」
らな「はい」

平日ということで、わたしはどの日でもどうせ仕事だし、病院だと言えばいつでも休みはもらえる職場環境だったので、とりあえず予約が取れる最短の日で予約をお願いしました。
いつ予約が取れるかは、決定次第連絡してもらえるとのことでした。

翌日、白波さんが早速三択の答えを聞きに来たので、「大きい病院で検査することになったので、まだ選べません」と答えておきました。

白波さんは「匙投げられたんやな」とにやにやと笑っていました。

・・・つづく