パワハラ日記8*謎の三択の正体

パワハラ日記

前回のおはなし↓
パワハラ日記7*白波さんを誤魔化しつつ仕事

まとめて読む↓
https://ranarara.com/category/ph/

装具ができるまでの間に、また面談がありました。
わたし以外の人は成績や時給についての面談でしたが、もちろんわたしは手のことや三択のことも聞かれました。

どうして三択の決断を先延ばしにするのか聞かれたので、3か月手を休めても治らないことを伝えました。

そして、3か月で治らなかった場合どうするのか、例えば4か月で治ったならそれでもいいのか聞いてみました。

白波さんの答えはこうでした。

「辞めるしかない」

白波さんが提案した三択の内容はこうでした。
1・今すぐ退職する
2・3か月休む
3・一旦退職して、3か月後に入社しなおす

1を選んだ場合
→そのまま退職。明日から来なくていい。

2を選び、3か月で治らなかった、或いは治るのに4か月かかってしまった場合
→3か月しか待てない。3か月を超えて休んだ場合は仕事ができないとみなして雇止めする。
籍だけ置かれても迷惑。無期雇用じゃないから、いつでも雇止めすることができる。

3を選び、3か月で治らなかった、或いは治るのに4か月かかってしまった場合
→3か月しか待てない。例えば4か月で治った時、たまたまその時期に仕事が増えて、たまたま人が足りず、たまたま求人を募集するタイミングだったとしたら優先して採用する

※当時この会社の求人は3~4年に1度しか出ていない

治ったかどうかは自己申告でいいのか聞いてみた所、傷病名がついている限りはだめとのこと。

白波さんの三択は、どれを選んでも退職させられる仕組みになっていました。
当然この日も三択からは選びませんでした。

・・・つづく